段ボールを使ったパッケージ
一般的なパッケージは、コートボールやカードBといった板紙を使用しますが、
化粧品やお酒、調味料など、瓶に入った商品用のパッケージを作る際には、
強度が求められるため、段ボールを使うことがあります。
段ボールといってもミカン箱のような分厚い段ボール(AフルートやBフルート)ではなく、
もう少し薄いEフルートや、さらに薄いGフルートを使ったパッケージです。
瓶などの割れやすい素材を守るだけでなく、少し重量のあるパッケージも同様です。
段ボール素材にそのまま印刷や箔押しをするケースもありますが、段ボールへの印刷はフレキソ印刷といって、
細かなデザインや、フルカラー印刷のデザインには不向きな方式です。
そのため、コートボールなどにオフセット印刷をして、それをEフルートなどに貼り合わせて加工をします。
そうすることで、段ボール素材を使いながら、板紙のパッケージと同じように仕上げることができます。
内容物や形状、サイズによって使用する用紙は変わってきます。
アート印刷所では、板紙や段ボール以外にも、様々な用紙を使用したパッケージの製作に対応しておりますので、
用紙を含めたご提案をご希望の際には、是非アート印刷所にお問い合わせください。