皆さんも印刷通販とかネット印刷とかいう言葉を聞いたことがあると思います。

代表的なのは、P社とかD社とかR社で、TVCMでもよく目にします。

（あえて具体的な名前は伏せさせていただきます）

 

お客様と話をしていると、「印刷通販が出てきて困りませんか？」とか、

「ネット印刷に仕事がどんどん流れて行ってませんか？」とか、ネガティブなお話をされることがあります。

確かに、チラシや中綴じ冊子など、とても太刀打ちができるような値段ではありません。

でも、もともと弊社が1,000枚で数万円のチラシ印刷を受注できていたかというと、そうではありません。

そんな値段でチラシをまこうなんて思う人は、そうそういないですよね。

印刷通販が出てきてくれたおかげで、チラシ1,000枚を数千円で印刷ができるようになり、

それだったら頼もうかと思う人が出てきたのではないでしょうか。

ある意味では、斜陽産業である印刷業界において、印刷通販の出現により、印刷そのもののハードルを下げて、

すそ野を広げてくれたともいえます。

 

弊社にとっては、印刷通販は、ライバルではなく、協力会社の一つとしてとらえています。

お客さんによっては、データを持っていて、直接印刷通販に頼めばよいところを、

データの管理が難しいとか、入稿の仕方がややこしいとかの理由で、こちらに話が流れてくることがあります。

そういった場合は、お客さんには「印刷通販を使いますよ」と断りを入れ、若干のマージンを乗せて、

注文としてお受けすることがあります。

その他、少量の中綴じ冊子などの見積もり依頼の際には、印刷通販の金額を元に見積りを計算し、

実際に受注となった際には、そちらで印刷、加工をしてもらうことがあります。

正に、協力会社の一つとして、弊社の力になってくれています。

 

印刷通販を使いたいけど、よくわからない、面倒だといった際には、一度アート印刷所にご相談ください。