パッケージの形 底形状(サック箱、ワンタッチ底、地獄底)
化粧品や健康食品のボトルなどのパッケージを製作する場合、その形状のパターンはほぼ3つに限られます。
タイトルにも記載した、サック箱、ワンタッチ底、地獄底の3種類です。
それぞれの形状に関しては、弊社のHPも参考にしてください。https://www.jp-artpt.com/shape/
それぞれに特徴がありますので、ご紹介したいと思います。
①サック箱
キャラメル箱、石けん箱などと呼ばれることもあります。
その名の通り、石けんの箱とイメージしていただければわかりやすいと思います。
天地それぞれにフタが付いていて、開封できるようになっている形状です。
中身の比較的軽いもの、サイズの小さいもの、薄いものによく使われる仕様です。
貼り合せる位置は1か所なので、比較的安価に製作が可能です。
②ワンタッチ底
底が貼合せをしてあり、そのが抜けにくく、重量のあるものを入れるのに適しています。
名前の通りワンタッチで組み立てることが出来るので、数が多い場合などには非常にメリットがあります。
デメリットとして、サイド1か所、底2か所の合計3か所を貼り合せることになるため、
3種類の形状で、同じ用紙、同じサイズ、同じ数量を作った場合、単価は1番高くなります。
貼り合せが複雑なので、貼り加工ができないという理由から、サイズによってはワンタッチ底を
選択できない場合があります。
③地獄底
底を手で組み立てる仕様の箱です。ワンタッチには劣りますが、底が抜けにくい仕様です。
サック箱の場合と違い、ワンタッチ底同様、底はフラットになるため、自立しやすい形状です。
コスト面では、サック箱同様、貼り合せる位置は1か所なので、こちらも比較的安価に製作ができます。
内容物や用途、数量、使用する用紙、販売形態、また予算などによっても、最適な形状は変わってきます。
アート印刷所では、過去の実績に基づき、お客様のご希望に合わせたご提案をさせていただきます。
パッケージの形状でお悩みの際には、是非アート印刷所にお問い合わせください。