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E段合紙パネル

化粧品や家電、玩具などの店頭販促POPとして、パネルを使用することがあります。

一般的なパネルの場合、スチレンボードといって圧縮した発泡スチロールのような素材を使って、

その表面に印刷をしたコート紙などを貼り合せて、好みの形状に仕上げます。

軽くて丈夫であることがその最大の特徴です。

スチレンボードの素材は、レジ袋などと同じポリエチレンで、プラスチック素材の1種です。

プラスチックなので、もちろん廃棄する際には燃えるごみとして捨ててはいけません。

昨今取り沙汰されている廃プラ問題の観点からも、あまり地球環境にやさしいとは言えません。

 

そこで今回ご提案したいのは、E段(Eフルート)を使用したパネルです。

E段は厚さ約1.5ミリの薄い段ボールで、一般的な茶色のものと白色のものがあります。

瓶などの割れやすいものや、重たいもののパッケージの素材としても使用されます。

表面に印刷をしたコートボールなどを貼り合せることで、美粧性のあるパネルとして使用できます。

段ボール自体が古紙を使用していますし、そのリサイクル率は95%以上とかなり優秀です。

また、表面加工をPPなどのフィルムを貼るのではなく、プレスコートにすることで、

このパネルも資源ごみとしてリサイクルが出来るので、地球環境にやさしい製品です。

また、コスト面でもスチレンボードに比べて、安価となるケースが多く、

昨今の価格高騰による代替品としても一役買うことが出来るかもしれません。

つい最近も、元々はスチレンボードで見積りのご依頼を頂きましたが、

こちらからE段でのご提案もさせていただき、環境面、コスト面でご満足いただき、

E段を使用したパネルを採用していただきました。

 

いいことばかりのご紹介となっていますが、もちろんデメリットもいくつかあります。

スチレンボードに比べて厚みが薄いことで、耐久性では劣っています。

また、反りの面でもすべてが紙素材なので、スチレンボードに比べて湾曲しやすいです。

 

現在、スチレンボードを使用されているようでしたら、E段のパネルとの価格比較をしてください。

見積りのご依頼をお待ちしております。

 

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