「お客様のご要望をかたちにするために丁寧に対応すること」、これが私たちアート印刷所が大切にしている考え方です。そのために加工現場のスタッフとも話し合い、試行錯誤を重ねることもあります。
過去に、厚紙を使った加工対応が必要なご相談をいただいたことがありました。内容を確認すると「マットコート」「FK特アイボリー」「FK特アイボリー」の3枚合紙で、片面マットPP貼り、トムソン抜きが必要なものでした。
一般的には合紙は同じ紙の厚さの表面加工をする場合は両面にしないと紙が反ってしまいます。しかし、お客様のご希望は表面にどうしてもマットPPを貼りたいとのことでした。加工担当者と何度も話し合い、用紙の紙目を複数パターンを試したり、合紙後に用紙の上に重石を乗せたりと何度もテストを行いました。投げ出さずに丁寧に一つ一つの課題をクリアしたことで、お客様のご要望に沿った品質を実現することができました。
このように丁寧にしっかりと対応させていただくことが私たちアート印刷所のパッケージ製作に根付く行動指針です。