【豆知識】印刷のカラー4色って何故?③CMYK
前回は印刷表現の基本となる白黒=「モノトーン」について話をしました。
白黒ができれば、次にカラーになる。映像や写真の話と同じです。
「パソコンも昔は白黒でしたよ」というと若い世代の方にとってはイメージできないかもしれません。
パソコンやテレビでカラーといえば「RGB」ですが、印刷の世界では「CMYK」というものを使います。
RGBは「加色混合」、CMY(K)は「減色混合」などと言ったりします。
光はR+G+BはW(白)になり、色材はC+M+YがK(黒)になります。
印刷ではC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色を重ね合せ、
さらに回転をさせています。そのことで下の絵の左下のようなドットでカラーを表現しているのです。
一気にいきましたが、「網点」が4色集まって、カラー印刷になっていることが
少しでも分かっていただけたら嬉しいです。
ここまでお読みいただいた方には、なにかをプレゼントしたい気持ちです。ありがとうございました。
最後にもう1回「ロゼッタパターン」という話をして「印刷のカラー4色って何故?」を終わりたいと思います。