窓開きパッケージ 窓貼り加工
皆さんも、お店などで中身が見えるパッケージを見たことがあると思います。
それが窓開きパッケージです。
ただ単に正面や天面の一部が窓状にくりぬいてあって、中身が触れるパッケージと、
窓部分にフィルムが貼ってあるものがあります。
今回ご紹介するのは、後者のフィルムの貼っているパッケージ(窓貼り加工)です。
窓貼り加工といっても、窓のフィルムの貼り方には2通りの方法があります。
一つ目は、裏から透明PETを貼る方法です。
この場合は、印刷をした四角い紙から、穴部分を抜落すと同時に、
パッケージの展開図面の形に抜き加工をし、その穴部分に、裏から透明PETを糊で貼ります。
その後に、サック箱やワンタッチ箱の場合は、それぞれの貼り加工をして完成です。
二つ目は、PPなどのラミネートフィルムを表から貼る方法です。
この場合は、印刷をした四角い紙から、穴部分だけを抜き落とします。
そして、その四角い紙前面にラミネートフィルムを貼り合せます。
その後、パッケージの展開図面の形に抜き加工をし、サック箱などの貼り加工をして完成です。
1番目の透明PETを貼る方が、厚みがありしっかりとした窓貼りになります。
ロットや大きさなどにも左右されますが、2番目の加工の方がトータルコストは安くなります。
2回の抜き加工があるので、高くなるように思われますが、透明PET自体の値段や、
貼り加工の値段が比較的高いこともあり、1番目の加工の方が高くなるケースが多いです。
アート印刷所では、どちらの窓貼り加工も対応しておりますので、
中身の見えるパッケージを作りたいと思っている方は、是非一度お問い合わせください。