グルーラベルについて
前回のブログで、ラベルには大きく分けて、「グルーラベル」と「タックラベル」の2種類があるとご紹介しました。
今回はその中で、「グルーラベル」について掘り下げたいと思います。
前回も書かせていただきましたが、グルーラベルの「グルー」とは糊のことで、
裏面がシール状になっているのではなく、酒造メーカーなどで糊を裏面に塗って貼り付けます。
代表的なのは、ビール瓶のラベルで、瓶は使用後回収され、メーカーに戻り、特殊な液体に漬けることで、
きれいにラベルをはがすことができ、その瓶はまた再利用されます。
グルーラベルは、基本的にメーカーのライン上で貼られることが多く、大ロットの製品に向いています。
一般的にグルーラベルに使用される用紙は、「片面アート紙」といって、表面は一般のアート紙同様、光沢があり、裏面は上質の紙です。
裏面にコート加工をしていないことで、糊との相性が良く、瓶などにキレイに貼ることができます。
その代表銘柄は「N金藤片面アートL」や「OK金藤片面アート」です。
片面アート紙以外にも、マットコートや上質紙、和紙系の特殊紙などを使用することもあります。
弊社では、印刷・加工されたグルーラベル1枚1枚を、目視で検査してからお客様に出荷しております。
グルーラベルをご検討、もしくはグルーラベルのことでお困りの際には、是非アート印刷所にご相談ください。
2021/4/19追記
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