タックラベルについて
前回のブログでは、グルーラベルについて書かせていただきましたので、
今回は「タックラベル」についてご説明しようと思います。
グルーラベルが糊加工無しのラベルに対し、タックラベルは裏面にタック加工(シール加工)がされたラベルです。
タックラベルはさらに、ロール仕上げとシート仕上げの二つに分けられます。
シート仕上げのほうが、ロール仕上げに比べ、より小ロットの場合に使用されることが多いです。
シート仕上げでも、1枚ずつ仕上げるケースと、1枚のシートに何枚かのラベルを並べて仕上げるケースがあります。
1枚ずつで仕上げる場合は、剥離紙(ラベルの裏の剥がす紙で、セパレーターや離型紙とも呼びます)に、
切込み(ウラスリット)を入れ、剥がしたり、貼ったりするのがしやすい仕様にするのが一般的です。
1シートに何枚か並べる場合は、ハーフカット加工(シールの形に抜く加工、シール本体は抜いて、
剥離紙は抜かないので、半抜きとも言います)をしたのち、
カスアゲ(ラベル部分を残して、周りの不要な部分を取り除く)をすることがあります。
以前のブログにも書かせていただきましたが、弊社ではメーカーで作っている既成のタック紙だけではなく、
竹尾などで作っているマーメイドやレザックのような特殊紙を、タック紙に加工することも可能です。
お酒やワインなどのラベルの印刷でお困りの際は、是非アート印刷所にご相談ください。