タック紙(糊)いろいろ(ラベル素材)
前回のブログでは、代表的な板紙をいくつか紹介しましたが、
今回はタック紙を紹介したいと思います。
タック紙というのは、裏面に糊があるいわゆるシール用の紙のことです。
表の基材もコート紙、アート紙、ホイル紙といった紙素材のものだけでなく、
ユポやPET、塩ビといったフィルム系の素材のタック紙もあります。
ここでは、表の基材ではなく、糊の種類をいくつか紹介したいと思います。
①一般粘着
いわゆる一般的な強度の糊です。子供が好きなシールなんかはほとんどがこの糊です。
平らな面に貼るのであれば、十分な強度があります。
②強粘着
一般粘着よりも粘着力の強い糊です。用途によって一般粘着と使い分けます。
③再剥離
被着体に貼っても、糊残りが少なく、きれいにはがせるタイプの糊です。
弱粘再剥離と強粘再剥離があります。
④粗面用糊(ソメン)
読んで字のごとく、デコボコしたり、ザラザラしたりする面に貼るための糊です。
通常の糊に比べやわらかいため、凹凸のある面でも密着させることができます。
⑤訂正糊(テイセイ)
訂正シールに使用する糊です。
糊自体がグレーに色付けされていて、シールの下の文字などが透けないようになっています。
糊の種類は今回紹介した以外にもいろいろあります。
用途やコストなどによって、どの糊を使えばよいのかをご提案をさせていただきますので、
タック紙の選定でお困りの際は、是非アート印刷所にお問い合わせください。