パッケージに使う用紙色々(その3)
前回までは比較的一般的に使用される用紙のご紹介をいたしました。
今回は、より高級感のある用紙をご紹介したいと思います。
シルバーやゴールドに輝く、アルミ蒸着紙やホイル紙です。
アルミ蒸着紙やホイル紙は、化粧品などの高級品のパッケージによく使われます。
五條製紙のスペシャリテ―ズや東京製紙のコンパッソ、ヨシモリのアルペーパーなどが有名です。
物によっては、薄紙やタック紙などもあるので、パッケージだけでなく、
ラベルに使用することもできます。
カードBやコートカードよりも値段はかなり高くなりますが、その分高級感や存在感は抜群です。
色はシルバー、ゴールドが一般的で、パール系の紙もあります。
グロスだけでなく、マット(消し)のものもあり、好みに合わせて選ぶことが出来ます。
中にはエンボス加工をしている紙などもあります。
好みの色が無くても、シルバーの用紙にピンクで印刷すれば、メタリックピンクに、
黄色で印刷すれば、メタリックイエローの見えます。
表面は比較的傷つきやすいので、PPなどの表面保護をお勧めします。
あまり、ごちゃごちゃとした印刷をするというよりは、ロゴの箔押しや、ワンポイントの印刷など、
用紙の風合いを生かしたシンプルなデザインの方が多いような気がします。
より高級感のあるパッケージをご検討の方は是非ご検討ください。