パッケージの形状 底面いろいろ
パッケージの形も様々ありますが、基本的なパッケージの底面の種類が3つあります。
今回のブログでは、その3つを紹介したいと思います。
①サック箱
キャラメル箱と呼ばれることもあります。
石鹸の箱形状としても有名ですが、中身の軽いものなどの場合にも使用されます。
また、携帯電話の保護フィルム用のパッケージなどで、箱自体が薄い場合、
後述の地獄底、ワンタッチ底に加工できないため、サック箱を選択することがあります。
②地獄底
比較的容易に組み立てができ、またある程度の重さのものにも耐えうる強度があります。
ただ、球体や先のとがった形状の場合、中心部分から底抜けする場合があるため、要注意です。
③ワンタッチ底
読んで字のごとく、簡単に組み立てができる形状のため、大ロットのパッケージによく使用されます。
底面も貼り合わせているため、非常に強度があるので、化粧品ボトルなどのパッケージに最適です。
①サック箱、②地獄底は側面1か所だけの貼り、③ワンタッチは側面1か所+底面2か所の3か所を貼ります。
そのため、加工賃は③ワンタッチが高いですが、作業性がとても良いので、ある程度のロットがあれば、
作業効率(作業コスト)を踏まえると、どちらが良いかは検討したほうが良いと思います。
アート印刷所では内容物に合わせ、形状や用紙などをご提案させていただきます。
パッケージの仕様でお困りの際には、気軽にお問い合わせください。