丁合作業について
今回は丁合作業についてブログを書きたいと思います。
もともと丁合というのは、冊子を作る際に、別々に印刷した異なるページを、
ページ番号順の仕上りになるように並べていく作業のことを言います。
その仕様によって、機械で作業をすることもありますし、手で作業をすることもあります。
最近のコピー機なんかは、複数枚を一度にコピーした際に、丁合をするのか、
それとも1種類ずつ重ねてコピーするのかを選ぶこともできます。
丁合作業の派生形として、例えばスクラッチカードなどの仕分け作業があります。
例えば、A賞を1枚、B賞を2枚、C賞を7枚、ハズレを490枚、合計500枚でセットする仕様だとします。
この場合、ABCは、Aだけの刷本を1枚、Bだけの刷本を2枚、Cだけの刷本を7枚で丁合し、
その10枚1セットをどんどん重ね、仕上がったものを、断裁することで、
A×1枚+B×2枚+C×7枚のセットがたくさんできます。
それに、別で印刷、断裁したハズレ490枚を重ねることで、1セットが完成されます。
こういった作業も、弊社では丁合と呼んでいます。
丁合やセット、仕分け作業には、それぞれの仕様に応じた最適な作業方法があり、
その方法を間違うと、必要な、時間と労力が大幅に変わってきます。
アート印刷所では、長年の実績により、より最適な作業方法を選定することで出来、
結果的に、お客様に、短納期で、安価に製品をお届けすることが可能です。
面倒な丁合作業にお困りの際には、是非アート印刷所にご相談ください。