合紙加工
板紙にも厚みがいろいろあり、薄いものからかなり厚いものまであります。
ただ、その厚みも限界があります。
吊下げボードの台紙などは、2ミリないし3ミリの厚みが必要となりますが、
さすがに1枚の紙でそこまでの厚みを出すことが出来ません。
そういったときに、合紙(ごうし)という加工を使います。
「合紙」とは、複数の紙を貼り合わせる加工のことです。
例えば、吊下げボードの台紙の場合は、表裏がコートボール、中層にチップボールというように、
3層で貼り合わせます。
ブリスター台紙など、もう少し薄い場合は、コートボールを2枚貼り合わせます。
例えば、表裏に印刷、PP貼りをしたい場合、厚いカードBに両面印刷、両面PP貼りをするよりも、
コートボールの片面に印刷、PP貼りをしてから、二つに切って、その2枚を貼り合わせることで、
コストを抑えられる場合があります。
また、フルカラー印刷などのデザイン性と強度の両方が必要とされるパッケージの場合、
コートボールとE段などの段ボールを貼り合わせることもあります。
合紙加工に興味を持たれた方は、是非アート印刷所にお問い合わせください。