夏休みの課題で思うこと
新型コロナウイルス感染拡大の対策として、テレワーク(リモートワーク)化が進んでいます。
その結果として、オフィスで使用されていたコピー用紙などを中心に、
ペーパーレス化もさらに加速度的に進んでいるようです。
紙に携わる仕事をしている身としては、なかなか厳しい状況といわざるを得ません。
一方で、夏休みの課題(今年の夏休みは短いようですが)を見てみると、
計算や漢字などのドリルはもちろんのこと、夏休みの思い出などを題材とした新聞作成や、
朝顔の成長の記録、紙箱などを使用した貯金箱作りなどといった、
紙を使うものがたくさんあります。
そういった課題は、夏休みが終わり、教室に貼りだされたり、飾られたりして、
ほかの子供たちが作品を見ることで、お互いに刺激を受けるのだと思います。
企業としては、新型コロナウイルスの感染拡大をさえることも大事ですし、
またコスト削減や資源の無駄図解をなくす目的として、ペーパーレス化ももちろん必要だとは思いますが、
データや画像ではなく、実際に見たり触ったりすることのできることのできる媒体として、
紙はまだまだ必要不可欠であることを、子供たちの夏休みの課題をみて改めて再認識しました。