折り加工いろいろ
二つ折や四つ折、巻き三つ折なんて言葉を聞いたことがあるでしょうか。
チラシやDMなどでよくみられる、大きな紙を封筒などに入るようする折り加工の名前です。
1枚の紙を半分に折る折り方は、1面が2面になるので、二つ折です。
二つ折を2回すると四面になるので、四つ折となるはずですが、
縦横それぞれ1回ずつの四つ折と、同じ方向に2回の四つ折の、二通りの四つ折があります。
一般的に四つ折というと、縦横各1回ずつに折ることを言います。(直角四つ折や十字折ということもあります)
それと区別するために、同じ方向に2回細長く折るのは、巻四つ折という言い方をします。
その他にも、三面に折る三つ折(巻き三つ折)やジグザグに折る蛇腹折り、
両サイドから折る観音折りといった、一度は目にしたことがあるであろう折り方もあります。
また、縦方向の二つ折とと横方向の蛇腹折りを組み合わせるなどの、複雑な折り方もできますので、
大きな説明書を小さいパッケージに入れる場合などに便利です。
ただ、折り加工が多いと、内側に寄りジワが入ることがありますので、注意してください。
また、紙の厚みや種類によっては、複雑な折りの場合、背割れをおこしたり、
加工自体ができなかったりする場合もあります。ご了承ください。
事前の白紙による折り加工テストも可能ですので、折り加工でお困りの際には、
是非アート印刷所にご相談ください。