板紙いろいろ/代表的なパッケージ用紙(パッケージ素材)
パッケージを印刷する際に、使用する板紙(素材)にはいろいろ種類があります。
弊社では一般的なパッケージの場合、コートカード、コートボール、カードBのいずれかをお勧めしています。
その中でどの用紙にするかは、内容物(用途)、形状、デザイン、コストなどが判断材料となります。
今回のブログでは、それぞれの主な特徴をご紹介します。
①コートカード
表裏とも白色で、中層の白色です。表面にコート紙のような塗工がされており、印刷上りが非常に良いです。
中層まで白く、表からも真っ白に見えるため、化粧品のパッケージによく使用されます。
3種の中では一番高い紙です。
②コートボール
表層は白色、裏面はねずみ色をしています。ねずみ色の層は古紙を使用しています。
表からも若干ねずみ色の層が見えるため、コートカードに比べ白い部分も少し濁ったように見えます。
お菓子のパッケージによく使用されます。値段は3種の中では1番安価です。
③カードB
表裏が白色、中層がねずみ色で、ちょうど、コートボールの裏面が白くなった板紙です。
値段は3種類の中間で、コストと見た目のバランスが良いため、幅広い用途で使用されます。
N式やフォーコーナーといった形式のパッケージでも、裏面が白色なので仕上りもきれいです。
パッケージに使用される紙は、この3種類以外にも、ホイル紙やパール紙といったキラキラした紙や、
OKACカードのような色付きの厚紙、チップボールのようなクラフト系の紙など様々あります。
ご希望に合わせて、ご提案させていただきますので、用紙の選択でお困りの際には、
是非アート印刷所にお問い合わせください。