極小ロットのオリジナルパッケージ作成
本番でのパッケージ作成を前に、展示会やプレゼン用の試作として、
5部程度までの極小ロットでオリジナルのパッケージ作りたいという相談を頂くことがあります。
どれだけ小ロットでも、一般的な工程を経てパッケージを作るとなると、印刷や抜き加工などの費用のほかに、
抜型代などが初期費用として必要となり、総額で10万円以上となるケースがほとんどです。
本番の色校正を兼ねたり、形状が変わらなければ、木型は本番でも流用したりすることは可能なのですが、
仕様が変わるリスクもあり、少し割高な感じは否めません。
でも、試作用などとして極小ロットを作るのであれば、もう少し費用を抑える方法もあります。
校正機などで印刷し、その後、仕様に合わせてPP貼りなどの加工を行い、
サンプルカッターで図面通りカットし、両面テープなどで、箱形状に貼り合わせる方法です。
そうすることで、一般的な工程に対し、半分ぐらいの費用に抑えられます。
本番により近い仕上がりを希望するのであれば、校正機で印刷することをお勧めしますし、
費用をより抑えた方法がよろしければ、オンデマンドで印刷することも可能です。
版代、加工賃は必要ですが、箔押しやエンボスなども加工することができます。
同様に、極小ロットで什器を作成することも可能です。
ただし、この方法はあくまでも5部程度までの極小ロットに限ります。
サンプルカット作業を中心に、ほぼ手作業での加工となるため、あまり量が増えてしまうと、
人件費の面で割高になるからです。
極小ロットでのパッケージの試作などをご検討の方は、是非アート印刷所にご相談ください。