パッケージ表面加工いろいろ
以前のブログでも、パッケージの表面加工をいくつかが紹介してきましたが、
今回は、今回は代表的な表面加工のいくつかを、それぞれの特徴と合わせて紹介します。
①ニス引き
弊社でいうニス引きは、オフセット印刷で紙の表面にニスを引く加工です。
パッケージ同士が擦れることによる色写りや剥がれなどを保護します。
グロスニスとマットニスがあり、印刷時に一度に加工できるので、短納期で、コストも安価です。
②ビニール引き
ビニール性の合成樹脂を紙の表面に塗布し、熱で乾燥させる加工です。
こちらも樹脂の種類によって、グロスとマットの2種類から選べます。
③プレスコート加工
紙の表面に樹脂をコーティングした後に、ローラーでプレスして、光沢を出す加工です。
コストはニス引きより若干上がりますが、申し分のない光沢感を出すことができます。
④PP貼り加工
表面にポリプロピレンフィルムを貼り合わせる加工です。
他の加工と違い、フィルムを表面に貼るため、耐久性、耐水性などに優れます。
こちらは、グロスとマットがあり、特殊なベルベットマットなどもあります。
⑤LCコート
紙の表面に樹脂を塗布したあと、その上からフィルムを圧着し、UV照射によって樹脂を硬化させ、
フィルムの形状を転写させる表面加工です。
転写フィルムの仕様によっては、部分的に光沢を出すこともできますし、ホログラムフィルムを使用することで、
ホログラム加工にすることもできます。
それぞれのパッケージに特徴を出すために、様々な表面加工をご用意しております。
表面加工でお悩みの方は、是非アート印刷所にお問い合わせください。