【ショッパーインサイト】買い物の心理~スーパーの入口に野菜売り場を置くのはなぜ?~
コンビニでの下記のようなしかけは聞くことが多いです。
・お弁当売り場が奥にあるのは、奥までお客さんを導くため。
・雑誌や書籍コーナーを店舗正面のガラスから見えるようにするのは、顧客を呼びやすくするため。
しかし、スーパーの野菜売り場は必ずと言っていいほど入口にある理由は案外知られてないかもしれません。
Q:なぜなのでしょうか?
①八百屋さんが商店街入り口にあったから?
②野菜は賞味期限が短く、早く回転させたいから?
③野菜には彩りがあり、店頭の演出に向いているから?
諸説あろうかと思いますが、
「野菜には季節を感じさせる旬があり、常に店舗の新しさを演出できるから」
という答えが一般的だと思います。
売る側の意識具合でお店の見せ方に違いがでます。
その日その日で、もっとも季節感が演出できる野菜を店頭に置く。
そうすることで、お店の鮮度イメージを高めることができます。
これを大量に入荷したから、特売したい商品だからと最前列に並べてしまうと、
店舗イメージを損なうことになってしまう場合もあるでしょう。
お店づくりは小さなことの積み重ねだと思います。
アート印刷所では、こうした小さなことを意識しながら、
よりよい買い場づくり、商品づくりをお手伝いしております。
そうすることでお客様のファンが増え、弊社も成長したいと思っております。