透明素材を使用したパッケージ(PET、PP)
クリアケースとも呼ばれる中身が見えるパッケージは、透明のPETやPPを使用しています。
例えば、紙の箱に入っているフィギュアなどを購入する際には、外装の写真と中身が違ったらどうしようとか、
思っている顔とかの表情、塗装でなかったらイヤだなとか、色々不安があります。
透明素材を使用したパッケージにすることで、中身が見える安心感が生まれますし、
これだったらほしいという購買意欲にもつながります。
それでは、同じような透明の素材ですがPETとPPはどう違うのでしょうか?
PETという名前を聞くと、PETボトルを思い浮かべるのではないでしょうか。
その通りで、パッケージに使用するPETとPETボトルのPETは基本的には同じです。
PPはその名前はよく聞くと思いますが、何に使用しているかはなかなかわかりにくいと思います。
身近なものとしては、書類などをいれるクリアファイルがあげられます。
PETボトルとクリアファイルで比べると何となく違いが分かるのではないでしょうか。
まず第一の違いは、その素材の柔らかさです。
PETはしっかりした硬い素材で、PPは柔軟性のあるしなやかな素材です。
二つ目の違いは透明度です。
透明度はPETの方が高いですが、PPでも中身は十分クリアに見えます。
(一般的なクリアファイルは少し乳白色ですが、パッケージに使用するPPはいわゆる透明です)
内容物や形状などによって、PETとPPを使い分けてみてはいかがでしょうか。
透明素材のパッケージの印刷をご検討の際には、是非アート印刷所にお問い合わせください。